涼やかな風が吹き、雨が落ちている。久方ぶりの雨に、庭の草木も喜んでいることだろう。
さくじつは、しちせき(七夕)、昨夜に続き、二条良基の「蔵玉和歌集(草木異名事)」を紐解いていた。これほどまで、草花に想いを馳せた歌集は、初めてであった。
雨の合い間に庭に出、郵便受けを開いた。書籍小包があった。何と、先学、合田昌文氏からのものであった。慌てて書斎に戻り、開封した。「中世合田氏ノ跡」の改訂版を上梓され、届けてくださったのであった。早速、講読を始めた。きょうは、徹夜を覚悟した。嬉しいサプライズ、本書の表紙を写真に撮った。
合田昌文氏に、心からの感謝を捧げつつ、御高著を、本ブログの冒頭に掲げたく思う。
合掌。
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